OUR BRAND
室内緑化に携わり、30年以上


前身である㈱インテリアスケープ時代から、30年以上。
わたしたち株式会社グリーバルは、室内空間を緑化するプロフェッショナルとして、
様々な条件下で室内緑化を実現してきた企業です。
CONCEPT
グリーバルの室内緑化とは
わたしたちグリーバルは、バイオフィリックデザインを軸にウェルビーイングを生みだし
緑によって新たな価値を創造してゆく室内緑化を進めています。
バイオフィリックデザインは、精神的・身体的に健康である状態を指す「ウェルビーイング(Well-being)」と密接な関わりをもっています。

特徴1:バイオフィリアを活かす
バイオフィリアとは、人が自然と繋がっていたいと願う本能的な欲求です。
バイオフィリックデザインとは、五感で自然を体感できる室内環境をつくり、人々の健康や幸せに繋げていくデザインのことを指します。
グリーバルは、「バイオフィリックデザイン」の志向を踏まえて室内緑化を進めています。
バイオフィリックデザインの活用に向けた取組み

特徴2:時代のニーズやお客様に合わせたデザイン
グリーバルは、空港や植物園等の公共空間から、ホテル等の商業施設やオフィスまで、時代のニーズに合わせたデザインをご提供しています。
室内緑化の最近の主流として、自然との繋がりが感じられるデザインが求められています。そのためには地域性や外部との景観の一体化など、多くの植栽種を利用する必要性がでてきており、それらを踏まえた上で最適なご提案をさせていただきます。
特徴3:最適な環境条件をご提案
グリーバルは、室内で植物を生育させるために重要な光と水、温度など環境条件の整備をトータルでご提案します。
自然とのつながりが感じられる空間を作り、そこに集う人々に快適で心地よい空間を提供していきます。
特徴4:自社の大型ナーセリー「G-lab」
グリーバルは、全国でも数少ない高さ10mを超える大型の自社ナーセリーを
所有しています。
室内緑化のために、大型の樹木の養生や樹木の照度試験など、さまざまな取り組みをおこなっています。
IDEA 1
~バイオフィリックデザインの活用に向けた実証実験~
グリーバルは、バイオフィリックデザインをより効果的にするため
日々さまざまな活動に取り組んでいます。
今回、室内緑化の大きな要素である”植栽”をオフィスに設置し
働く人々に与える影響を検証する実証実験をおこないました。
みどりの価値を「見える化」し、市民の皆さまや各企業などに
幅広く普及させることを目的とした取り組みです。
実証実験について
今回の実証実験は、川崎市。
実験場所は川崎庁舎内の執務エリア等で、川崎市職員の方々がモニターとなり、実施されました。

市政100周年の節目を迎える2024年に開催される「全国都市緑化かわさきフェア」に先駆け、
弊社は、植栽配置計画と植物の提供をおこないました。
「オフィスの快適性」「生産性の向上」「ストレス軽減効果」
主に上記3点について、検証を行いました。
【検証方法】
条件:「通常のオフィスの条件」・「植栽を設置した条件」
回答:アンケート調査の実施
(室内環境に対する満足度や知的生産性への影響)

IDEA 2
【 実験結果 】
ほぼ全ての項目で、
「植栽を設置した」側の評価が向上

1.作業効率が向上
植栽の設置により、
作業効率にプラスに作用するという回答が8ポイント増加しました。

2.オフィスへの満足度が上昇
植栽の設置により、
オフィス環境に対する不満の声がなくなり、「満足している」側の回答が22ポイント増加しました。

3.「リラックスしやすい」などの評価が上昇
植栽の設置により、
オフィスでの「リラックス」しやすい側の回答が22ポイント向上。
また「創造的な活動」がしやすい側の回答も14ポイント向上しました。

IDEA 4
室内緑化のデザインの違いに着目した生理的・心理的影響を探る共同研究
東京農工大学大学院健康アメニティ科学研究室と共同研究をおこないました。
※本実験に関するすべての内容の著作権は当社及び国立大学法人東京農工大学に帰属しております。本実験に関する掲載内容(画像、文章等)の無断転載、複製、改変、転用を禁止します。
「室内緑化デザインの違い」と「脳活動」「生産性」「心理的効果」の関係
室内緑化デザインの違いが、「脳の活動」や「認知課題パフォーマンス(生産性)」に対してどのような影響を与えるのか。身体的効果だけでなく、「心理的効果」についても検証をおこないました。

緑化デザインの違いは、2条件を設定
条件1:在来種の植物がある空間
-日本・東アジア原産の植物(ソヨゴ、ツバキなど)
-葉が細かく、雑木林の印象
条件2:熱帯種の植物がある空間
-熱帯原産の植物(ヤシ類、モンステラなど)
-葉が大きく、線形の植栽の印象
※緑視率は、ともに30%として設定

脳波、認知課題パフォーマンス、感情評価を検証
検証方法:脳波測定、心拍数測定
認知課題パフォーマンス
感情評価(PANAS)
印象評価(SD法)
IDEA 5
【 実験データ① 】
各緑化デザインにおける脳の活動部位と脳波の関係

植物の「あり」と「なし」では、脳の活動部位が異なる
植物がない空間(Control)と、在来種の植物がある空間(Japanese)および
熱帯種の植物がある空間(Tropical)を比較すると、脳の活動部位が異なる結果となりました。
特に前頭葉での活動に差が出ました。

植物のある空間は、不安と緊張を抑制させる
植物のある空間は、在来種(Japanese)および熱帯種(Tropical)共に
β2波(脳波β2パワー)が低く、「不安と緊張を抑制させる」ことがわかりました。

熱帯種の植物は、脳をリラックスさせる
熱帯種の植物がある空間(Tropical)では、ROI-2(右前頭部)において
θ波(脳波Θパワー)が高く、「脳をリラックスさせる」ことがわかりました。
IDEA 6
【 実験データ② 】
各緑化デザインの感情評価

感情評価-PANASを用いて-
感情評価の手法として、感情指標(PANAS)を採用しました。
ポジティブ感情とネガティブ感情を5段階で評価していくもので、様々な研究でも信頼性の高い手法として用いられています。

植物がある方が、ネガティブ感情を軽減させる
植物がある空間では、ネガティブ感情が軽減することがわかりました。
特に、在来種の植物がある空間で、この結果が顕著に現れました。
一方で、ポジティブ感情では空間の違いによる有意な差は出ませんでした。
IDEA 7
【 実験データ➂ 】
各緑化デザインの印象評価(SD法)

熱帯種の植物は、にぎやかで明るい印象
在来種の植物は、快適で癒される印象が高い
熱帯種の植物がある空間(Tropical)では、
「にぎやか」「明るい」の項目で、熱帯種の植物がある空間の方が高い評価となりました。
在来種の植物がある空間(Japanese)では、
「快適」と感じる人が多く、
「落ち着いた」「親しみやすい」「好き」「癒される」「自然な」の項目では
熱帯種よりも高い評価となりました。
IDEA 8
【 実験結果 】
緑化デザインの違いにより、生理的・心理的効果は異なる

熱帯種の植物による緑化でポジティブな感情を促進
熱帯種の植物がある空間(Tropical)では、
脳のθ波が高く「脳をリラックスさせる」ことがわかっており、
印象評価でも「明るい」という評価が高くなっていました。
これらを総合すると、
「熱帯種の植物によって、ポジティブな感情をより高められる」
という結果になりました。

在来種の植物による緑化でネガティブな感情を抑制
在来種の植物がある空間(Japanese)では、
脳のβ2波が低く「不安と緊張を抑える」ことがわかっており、
印象評価でも「癒される」「快適」という評価が高くなっていました。
これらを総合すると、
「在来種の植物によって、ネガティブな感情をより抑えられる」
という結果になりました。
SERVICE 1
グリーバルからご提案する、最適な環境条件
室内で植物を生育させるために重要な光と水、温度など環境条件の整備をトータルでご提案します。


室内空間は、植物にとっては特殊な環境です。
灌水が正常に行われないと、植物が枯れるリスクは高まります。
室内緑化で一般的に用いられる観葉植物は熱帯性のため、
空調をコントロールし温度の管理も重要となります。
また、光が届かない場所で室内緑化を実現するためには、
人工照明などによる補光が不可欠となります。
私たちは、こうした環境条件を整えることで、
植物と人が共に快適に過ごせる室内空間を目指しています。
SERVICE 2
幅広いネットワークによる植物の調達
全国のネットワークを駆使して緑化材料を調達します。
全国の造園・花卉業界に広いネットワークをもち、ニーズに合った植物を調達します。
海外の生産者からの調達も可能です。


SERVICE 3
自社の大型ナーセリー「G-lab」
「G-lab」は、鹿児島にある自社のナーセリー(樹木養生施設)です。
時代のニーズに沿った、新たな取り組みにチャレンジしています。

1:室内に適応する樹木をつくる
鹿児島県鹿屋市に、室内緑化用の樹木養生施設「G-lab」を保有しています。高さ14mのハウスでは樹高H4~7mのフィカス類やバンブー類を保有し順化させているのが特徴です。
室内緑化を成功させるポイントは、環境に合わせた植物の選定にあります。室内は屋外に比べて圧倒的に光の強さが足りないので、暗さに強い植物を選択し、事前に暗さに慣らす必要があります。天井には遮光ネットが貼られ、一般的な生産ハウスに比べ暗い空間を作り出しています。
G-labの樹木は、すべて「光順化」されているため、室内に適応できている樹木です。

2:在来種を用いた室内緑化
室内緑化の最近の主流として、自然との繋がりが感じられるデザインが求められ、地域性や外部との景観の一体化など、多くの植栽種を利用する必要性がでてきています。
特に地域性を表現するためには、在来種での室内緑化が求められます。そのようなニーズの変化に合わせて、在来種を室内緑化に利用できないか照度試験をおこなっています。

3:樹木順応 実証実験
これまで室内緑化施工での植栽事例・知見がない植物に対して、限られた照度環境下での生育特性や順応度を経過観察し、樹種ごとの生育状態を把握します。
植付け後に起こり得る植物の変化を事前に確認し、植栽後の枯損リスクを実証試験により確認することを目的としています。
SERVICE 4
自社ナーセリー内で遮光養生された樹種たち
自社ナーセリー(樹木養生施設)内で遮光養生され、
室内への適応準備ができた様々な樹種をご覧いただけます。
フィカス・ベンジャミン
湿度の高い場所では気根を出し、これがやがて土の表面に達すると養分を吸収し、幹化していきます。
元来、多量の日光を好むが、順化によりかなり暗い環境でも生育し、全体的に柔らかい印象です。
さらに他の樹種もご覧になりたい方は、
右の「TREE-LIST」ボタンからご覧いただけます。
SERVICE 5
施工後の細かなメンテナンス
施工後に室内緑化を維持するために、日々のメンテナンスが重要となります。
グリーバルは施工後のメンテナンスまでを含めて、
バイオフィリックデザインと考えています。


室内緑化のメンテナンスは、植物を「健全に生育・維持させる」ことが重要と考えています。
日照量の減少をはじめ環境圧が大きい室内緑化では、より綿密なメンテナンス作業が求められます。
私たちは、これまでの実績に基づき、様々な環境条件下にも最適なメンテナンスをご提案いたします。
SERVICE 6
プロにお任せできる安心のレンタルグリーン
水やりなど、植物に関わるメンテナンスの全てをプロのスタッフが行います。
緑化を導入されたことがない方でも、手入れされたグリーンを
いつでも身近に感じられる安心のシステムです。

お客様のニーズに合わせたレイアウトをはじめ、
植物の種類やプランターなども含めてトータルでご提案いたします。
また、小規模(※1)からでも始めることが可能です。
※1:最低価格の条件あり。詳しくはお問合せください。
SERVICE 7
光のない場所でも室内緑化を可能にする、
LED照明
私たちがご提案する「bio-Light+」(ビオライト・プラス)。
光合成の波長に似せた、植物育成用LED照明です。


これまでのLED照明は、光の”質”の面から見ると、植物の生育を助けるには十分ではありませんでした。
植物育成用のLED照明「bio-Light+」(ビオライト・プラス)は、元々植物工場で使用されていた照明です。光合成の波長にとても近く、植物が求める光の”質”を持っているため、光のない場所でも室内緑化を可能にします。