壁面緑化/bio-Wall

INFO

壁面緑化とは

壁面緑化とは、建物の壁面を植物で覆うなど
主に【 垂直面の緑化 】を行うことを指します。

近年では、室内外を問わずさまざまな場所で見かけるようになり、
使用されるシステムや工法にも多くの種類があります。

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<屋外では>
建物の壁を有効に活用できるうえ、環境への配慮や建物自体の保護にもつながるとして、注目されてきた緑化方法です。

<室内では>
室内では、デザイン性(意匠性)の高い壁面緑化により空間の価値を高められるほか、身近に“緑”があることで、より自然とのつながりを感じられる緑化方法としても広がりを見せています。


INFO 2

壁面緑化のメリット

建物の外観を美しく保ちつつ
断熱効果や空気の浄化など、環境への貢献も期待できる点が
壁面緑化の大きなメリットといえます

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1:ヒートアイランド現象の緩和

建物の壁面を植物で覆うことで、太陽の光を遮り、壁の温度上昇を防ぎます。

また、コンクリートやアスファルトなどの壁面から出る熱を抑制することで、ヒートアイランド現象を和らげ、都市の熱環境の改善にも貢献します。

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2:CO2の固定

植物は太陽のエネルギーを使って空気中のCO2を吸収し成長するため、植物が育つこと=CO2を固定することにつながります。

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3:大気の浄化

植物には、次のような大気汚染物質を吸収して浄化し、自らに取り込むとともに、酸素を放出する働きがあります。


・窒素酸化物「NOx」
・硫黄酸化物「SOx」

・ディーゼル粉塵
・温室効果ガス など

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4:景観の向上

無機質な建築物に緑を取り入れることで、景観の向上が期待されます。
特に壁面緑化は、緑視率(視界に占める緑の割合)を大きく高める効果があり、非常に有効です。



都市の景観を向上させることで、都市住民の生活環境をより快適で豊かなものにすることができます。

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5:建築物の保護

建物を緑化すると、建物躯体部分の表面の温度変化が緩やかになります。

これは、太陽の直射(特に紫外線)を防ぎ、風雨の影響も受けることがないからです。

その結果、建物の温度変化が少なくなり膨張や収縮が抑えられるため、建物の傷み(劣化)の進行を抑えることができます。

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6:建物や空間価値の向上

建築物に緑化を取り入れることで、美観や景観の向上を図るとともに、建物全体のイメージアップにもつながります。また、周囲の環境との調和や、四季折々の自然の変化を感じられる要素を建築物に与えることができ、その結果建築物の価値を高める効果が期待されます。


建物は、年数の経過とともに不動産としての価値が下がっていきますが、緑化し適切な維持管理を行うことで、むしろその価値を高めていくことも可能です。

長期的に見た場合、緑化は建物価値の低下を抑える効果があるほか、他の建物との差別化を図ることで競争力や集客力を高めることも期待できます。



引用:藤田茂(2012)『日本一くわしい屋上・壁面緑化』X-Knowledge


INFO 3

壁面緑化のタイプ

< システム・工法 >

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1:ワイヤー型

壁面にワイヤー(登はん用の支持材)を取り付けて、つる性植物などを這わせて育てる方法です。植栽にあたっては、軽量土壌を用いたプランターなどの植栽基盤が必要となります。

この方法の場合、植物が成長し壁面全体を覆うまでには一定の時間がかかる点に留意が必要です。

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2:カセット型

壁面に植栽用の基盤を設置し、そこに植物の苗をはめ込んでいく方法です。この方法では、水耕栽培に近いタイプの植栽基盤が用いられることが多くあります。

この方法の場合、壁面緑化のデザインはモザイク状に構成され、一つ一つの苗の大きさはほぼ統一されています。また、カセット内で苗の根が育つ範囲に限界があるため、一定期間で植物の交換が必要となります。

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3:パネル型

壁面にパネル型の植栽基盤を設置し、その基盤に植物を植え込む方法です。パネル上の灌水設備によって水を供給することで、植物を育てていきます。

この方法の場合、カセット型とは違い、植物の苗はさまざまな大きさを植えることが可能です。多種多様な植物を自由に配置することが可能なためデザイン性が高く、より自然な形での壁面緑化を実現することが可能です。


INFO 4

植栽の種類

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1:生(観葉種)

観葉種とは、熱帯原産のものが多く、室内で生育させることが望ましいとされている植物です。

室内空間での壁面緑化に一般的に用いられています。

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2:生(在来種)

在来種とは、日本各地で長きにわたり各地域の環境に適応しながら育ってきた植物のことを指します。

これらの植物は主に外構で育つ種類のため、屋外空間の緑化に適しているのはもちろん、十分な日照条件が確保できる室内空間での緑化にも活用できます。

グリーバルでは、バイオフィリアの観点から、壁面緑化や室内緑化において在来種の活用を推進しています。

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3:フェイク

・施工上の問題
・メンテナンスの難しさ
・植物の育成に必要な十分な明るさが確保できない
・ランニングコスト面の難しさ

上記のような場合には、フェイクの植栽を用いた壁面緑化をつくることも可能です。


INFO 5

環境条件

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1:屋外

建物の壁面の全体または一部、エントランスやサイン周り、柱面などに設置します。植物の生育に必要な日照を確保するため、壁面の向いている方角を確認する事や、自動灌水設備を設置するため給排水設備の収まりなども検討する必要があります。

また、植栽のメンテナンス作業を行うための管理用アプローチの整備も重要なポイントです。

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2:屋内

室内空間のエントランス内部や、オフィス内のゲスト向けのエリアやリフレッシュスペースなど様々な場所で壁面緑化の事例が増えています。

屋外と同様、給排水設備の整備も必要であり、また、植物の生育に必要な照度条件を整備することも重要なポイントです。


OUR BRAND

弊社独自の壁面緑化システム
「bio-Wall(ビウォール)」

グリーバルの壁面緑化「bio-Wall」は、
薄さわずか32mmの独自の植栽基盤を用いた
デザイン性の高い、植物の生命力を活かすことができるシステムです。

できるだけ自然に近い状態で植物を生育させることができるため、
植物のポテンシャルを十分に引き出せるデザインをご提供することが可能です。

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OUR BRAND 2

デザイン設計、施工、維持管理まで一貫したサポート

植物のセレクトから配置まで、お客様のご要望に合わせたデザインをおこない、
施工後はメンテナンスまで一貫してお客様をサポートします。
継続的に、植物を適切な状態で維持していきます。

【 壁面緑化の施工事例 】

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OUR BRAND 3

壁面緑化にかかる費用・導入の期間

『bio-Wall』の導入をご検討いただく際の、
初期費用やメンテナンス費用の目安をご案内いたします。

具体的な金額は、条件や規模等によって異なりますが、
ご予算に応じて最適なプランをご提案いたします。

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【費用】

35~45万/㎡

※灌水設備・植栽含む
※下地金物別途
※メンテナンス別途
※小面積の場合は別途御見積

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OUR BRAND 4

導入後のメンテナンス

『bio-Wall』の設置後の維持管理も、一貫してサポートいたします。

定期的なメンテナンスをはじめ、植物の交換や灌水システムの点検など
長期的に美しい状態を保つためのサービスをご提供しています。

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1:水やり(自動潅水)

緑化パネルの上部に設置した灌水チューブから水を供給することで、パネル全体に水分が行きわたります。

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2:剪定・枯葉清掃

植物の生育による徒長枝や植栽密度の高い箇所は、適宜剪定を行います。

また、定期的に枯葉を取り除くことで植物の健全な生育を助け、壁面緑化としての景観を整えます。

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3:病虫害防除・施肥

発生が確認された病害虫に対しては、薬剤の散布や発生部位の剪定・除去などの対処を行います。

また、植物を良好な状態に保つために、定期的な施肥も行います。
施肥には、状況に応じて固形肥料や液体肥料を使用します。

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4:植物の植え替え

植物の成長や、傷み・枯損が生じた箇所については、適宜植え替えを行います。


OUR BRAND 5

壁面緑化に使われる植物

壁面緑化に使用することができる植物の一例です。
多数の種類がございますので、お気軽にお問い合わせください。

主な観葉種

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主な在来種

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CONCEPT

グリーバルの壁面緑化とは

スマートな基盤でさまざまな施工条件をクリアし、
多様性に富んだ植栽で視覚的な変化や開花・芳香など
季節の移ろいが感じられる壁面緑化を目指します。

スマート & 多様性

『スマート』
「bio-Wall」は、厚さ30mmの薄型基盤を採用しており、他の壁面緑化システムと比べて施工性に優れた大きなメリットを提供します。植栽基盤をスマートに納めることができ、空間の意匠を損なうことなく、高いデザイン性を維持することが可能です。

『多様性』
【種類】
植物それぞれの特性を踏まえ、常緑・落葉・花ものなど多彩なバリエーションをご用意しています。これにより、季節感や表情に富んだ豊かな多様性を持つ壁面植栽のご提案が可能です。

【サイズ】
植栽基盤に直接植物を植え込む方法のため、さまざまな大きさの植物の苗を植えることが可能です。これにより、植栽に高低差が生まれ、より自然な形での壁面緑化のご提案が可能です。


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SERVICE

ここが違う!
「bio-Wall」を採用するメリット

グリーバルが壁面緑化に使用する「bio-Wall」は、通常使用される基盤とは異なる
優れたポイントがいくつもあります。

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1:デザイン性の高さ

自由度の高い壁面緑化で、多様なアイディアをに活かす緑化デザインをご提案します。

植栽基盤は曲線への加工も可能なため、空間に合わせたデザイン性の高い植栽を実現できます。

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2:薄く軽く、エコで優れた施工性

薄さ32mmの面状の植栽基盤パネルに、植物を根付かせ生育させます。
基盤の薄さを活かして、サインやモニュメントなどへの転用が可能です。

植物の成長に伴う交換を行わないので、植物を使い捨てにしないエコな壁面緑化システムと言えます。

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3:植物のバリエーションが豊富

薄層基盤を活かして、バリエーション豊富な草花を自由に植えることが可能です。

花も植えることができるため、季節の移ろいを演出した壁面植栽を作ったり、生木と人工植物をミックスさせるといった多様性に富んだ緑化も可能です。

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4:植物が健全に生育できる環境を実現

壁面緑化では光環境、灌水の整備が非常に重要な要素です。
それぞれの現場環境に合った最適な提案をさせて頂き、施工後も植物を健全に生育できる環境を整えます。

環境条件によっては、弊社オリジナルの植物育成用のLED照明も合わせてコーディネートさせて頂きます。

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5:植物を維持していくメンテナンス体制

壁面緑化の維持管理は植物を成長させるのではなく、いかに現状を維持させるかが一番の課題となります。

bio-Wallビウォールの植物への給水は自動灌水システムを利用し、bio-Wallパネル内部のシートへ面状に供給されます。

bio-Wallビウォールは自然の摂理に反せずに(真横に向けないで)植えることができるため、植物に与えるストレスも低く、植物の成長に伴う交換を最小限に抑えることができます。


SERVICE 2

建築建材総合検索サイト「アークログ」

「bio-Wall」をはじめとする弊社のオリジナル商材を掲載しています。


大規模サイズ・パネルサイズ・特殊形状など、
さまざまな「bio-Wall」をご確認いただけます。

【 Arch-LOG掲載のグリーバル商品はこちら 】

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Q&A

グリーバルの壁面緑化について

Q1:壁面緑化を計画する際に見落としがちな点は?

A:メンテナンス設備やスペースを確保する必要があること
  ランニングコストがかかること


壁面緑化の導入にあたっては、定期的なメンテナンス作業が不可欠となります。作業時にはスタッフが壁面緑化の前面に立ち入るため、あらかじめ必要な設備や作業スペースを確保しておく必要があります。

また、定期的なメンテナンスや植物の交換・灌水装置の点検など、継続的な管理業務に伴うランニングコストの確保も重要です。

Q2:壁面緑化を導入する際に必要な設備や環境条件は?

A:下記の通り
【設備】灌水装置(給水設備と電源)、排水設備、壁面緑化パネルの取付用下地、管理用アプローチの整備
【環境条件】日光が入らない環境の場合、植物育成用照明の設置


水やりは自動灌水により行うため、自動灌水装置の導入が必要です。
給水設備および電源の設置に加え、灌水装置は点検や操作が容易な場所へ設置する必要があります。
また、排水設備も不可欠で、特に室内空間では漏水などが発生しないよう十分な配慮が求められます。

なお、弊社のパネル型壁面緑化システムの取付用下地工事は「建築工事」としてご手配ください。

環境条件については、日光が入らない環境での導入をご検討の場合、植物の光合成に不可欠な“光”を補うため、植物育成用照明の導入が推奨されます。これにより、日照下と同じ光環境を整えることができます。

Q3:室内や屋外でも施工は可能か?

A:室内でも屋外でも施工可能です

いずれの場合も、基本的なシステムは同じですが、使用する植物は屋内用と屋外用で異なります。
そのため、弊社にご依頼いただく場合は、それぞれの環境に応じた最適な植物の種類をご提案させていただきます。

Q4:水やりの頻度は?

A:水やりは、自動灌水設備によっておこないます

水やりの頻度は、2~3回/日で毎日行う形を基本としております。

Q5:土は必要ですか?

A:使用しません

弊社の壁面緑化システムの場合、土の代わりに水苔を使用し、そこに水を含ませることで、植物へ水分を供給しています。

Q6:メンテナンスで必要な作業は何ですか?

A:水やりの他に、植物の剪定、枯葉清掃、施肥、病害虫防除、植物の交換など

水やりは自動灌水で行うとして、その他には植物の成長に応じて、剪定や枯葉清掃・施肥・病害虫防除などの作業を主におこないます。また、植物が枯れた場合には、適宜植替えをおこないます。

Q7:壁面緑化のデメリットは?

A:枯れた葉が落ちる

生の植栽を使用する壁面緑化では、落葉や枯れ葉の発生が避けられず、維持するためには定期的なメンテナンスが必要となります。

そのため一定のランニングコストが発生しますが、維持管理の内容や頻度などの詳細についてはご要望に応じて柔軟にご相談いただけます。また、メンテナンスが難しい場合には、フェイクグリーンを使用した壁面緑化のご提案も可能です。